「密閉不十分で燃料漏れ引火」ベトナム機エンジン火災で運輸安全委(産経新聞)

 平成20年7月、成田空港に着陸したベトナム航空ボーイング777−200型機がエンジン火災を起こしたトラブルの原因について、国土交通省運輸安全委員会は23日、燃料ホース接合部の密閉が不十分で、燃料がエンジン内部に漏れ出して引火したとする調査報告書をまとめた。

 燃料ホースとエンジンの接合部には、密閉性を高めるためにゴム製のリングを取り付けるが、トラブルを起こした機では、ボーイング社の推奨品より内径が1.6ミリ小さいリングを使用。ホース内部でゆるんだリングが、金属製の接合部に挟み込まれて破損した可能性が高いという。リングは火災の約3週間前に交換したばかりで、整備作業中に破損した可能性もある。

 ほかの航空機でも小さいリングを使用して燃料漏れを起こすケースが報告されており、ボーイング社は10年3月から、部品カタログで小径リングの使用を禁止している。

 トラブルは20年7月30日午前7時40分ごろ発生。成田空港の誘導路を走行中に右主翼下部のエンジンから煙が出たが、乗員乗客277人にけがはなかった。

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仙谷戦略相「首相退陣なら衆参同日選になる」(読売新聞)

 仙谷国家戦略相は16日、TBS番組の収録で、鳩山首相が夏の参院選前に退陣した場合、「ダブル(選挙)を問う可能性があるというか、論理的にはそうなる」と述べ、衆参同日選の可能性に言及した。

 戦略相の発言は、鳩山首相が参院選前に辞任した場合は、衆院を解散して国民に信を問うべきだとの考えを示したものだ。民主党は、自民党が衆院選を伴わずに首相交代を繰り返してきたことを批判してきた経緯があるためだ。

 国家戦略相は、衆院解散にあたっては財政再建を選挙戦の争点にすべきだとの考えを表明した。同時に「1年ごとに首相が代わるのは甚だ具合が悪い。政党政治に対する不信感と絶望感が国民に生まれてくる」と述べ、当面は鳩山首相の続投を支持する考えを強調した。

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肝臓、膵臓、乳がんの変異公開=ゲノム解析で新治療法期待−国際チーム(時事通信)

 日本など10カ国の研究機関で構成する「国際がんゲノムコンソーシアム(ICGC)」は15日未明、肝臓がん、膵臓(すいぞう)がんと乳がんについて、原因となる可能性がある全遺伝情報(ゲノム)の変異データをホームページで公開した。肝臓は日本、膵臓はオーストラリアとカナダ、乳がんは英国が担当した。新たな予防・診断法や治療法の開発に役立つと期待される。
 ICGCは、日本からは理化学研究所と国立がん研究センター、医薬基盤研究所が参加し、2008年4月に発足した。がんは、遺伝子やその関連領域に変異が生じ、細胞が無秩序に増殖する現象と考えられており、がんの種類に応じ、特有の変異が次々に発見されている。
 このため、ICGCは、全身の臓器で起きる多様ながんについて、網羅的に変異の解析を進めており、データベース化して今後の医療、製薬の基盤とすることを目指している。今回、新たにイタリアが別種の膵臓がん、欧州連合(EU)が腎臓がんと乳がんの解析に参加することも決まった。
 ICGCのホームページ(英文)はhttp://www.icgc.org/。 

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緊張感なさすぎる…若林氏失態、若手ら落胆(読売新聞)

 「そのときの気持ちは説明できない」――。参院本会議の採決で、不在だった隣席の投票ボタンも押すという前代未聞の不祥事で議員を辞職することになった自民党の若林正俊・元農相(75)。

 2日朝に開いた記者会見では「魔が差した」「深く考えていなかった」などと額に汗をにじませながら釈明に追われた。

 自民党にとって、夏の参院選に向け、巻き返しを図ろうとしていたさなかのベテラン議員の失態。同党の若手・中堅の参院議員たちは「怒りを超えてあきれた」「緊張感がなさ過ぎる」と、落胆を隠せない様子だった。

 2日午前、辞職願を提出した後、国会内で釈明会見に臨んだ若林元農相は終始伏し目がちで、額には汗をにじませていた。ボタンを押した理由について、何度も説明を求める報道陣に対し、「判断と言うほど、深く考えていなかった。そのときの気持ちは説明できない」「魔が差したとしか言いようがない」などと、力なく繰り返すだけ。過去にも同様の行為があったかどうかについて問われた時には「それは全くありません」ときっぱり語ったが、わずか10分ほどで会見を切り上げた。

 この日、参院本会議に出席するため国会に姿を見せた当選1回の丸山和也議員(64)は「批判を通り越して、あきれてしまった」と語ると、「私たち議員の1票には、国民からの負託がある。行為としては隣の人の分も押してしまったという単純なものだが、やったことは極めて重い」と話した。

 同じく当選1回の西田昌司議員(51)も「あり得ない。残念の一言です」。当選3回の山本一太議員(52)は「十数年議員をやっているが、こんな事態は聞いたことがない。参院選に向けて大事な時期に、緊張感がないとしかいいようがない」と述べた後、「すぐに責任を取ったことだけはよかった」と残念そうに続けた。

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<大阪・谷町線>ケーブル切断で4時間不通、15万人に影響(毎日新聞)

 29日午前1時45分ごろ、大阪市阿倍野区の市営地下鉄谷町線の文の里−阿倍野間の上り線で、レールの交換作業中の保守作業車が誤って天井付近に接触し、信号関係の電気ケーブル6本を切断した。このトラブルで谷町線は始発から同日午前9時10分まで約4時間にわたって谷町九丁目−八尾南間で運転を見合わせ、出勤の会社員ら約15万人に影響した。

 市交通局によると、午前1時40分ごろから、定期的に交換するレールの搬出のため、計4人で作業。クレーンでレールを持ち上げてトロッコにのせる際、クレーンの先端があたり、光ケーブル2本、メタルケーブル4本を切断した可能性があるという。同局は「今回のようなトラブルは初めて」としている。

 この日朝、谷町九丁目駅にいた同市都島区の会社員(40)は「天王寺で大事な商談がある。相手には連絡はしたが、遅れてしまうので影響が出ないか心配だ」と慌てた様子だった。

 市営地下鉄では今月15日、長堀鶴見緑地線がポイント故障で5時間以上、不通になるトラブルがあったばかり。このトラブルでは、ポイントに誤進入するなどした電車への必要な指示を運転指令が怠って脱線や衝突の恐れが連続して発生し、運輸安全委員会が調査している。

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<医療事故>手術器具、腹部に2週間置き忘れ 京都の病院(毎日新聞)

 京都第二赤十字病院(京都市上京区、中島正継院長)の心臓血管外科で今年2月、腹部大動脈瘤(りゅう)の摘出手術をした女性患者(67)の腹部に、臓器の保護材を置き忘れる事故が起きていたことが病院への取材で分かった。患者は手術の約2週間後に除去手術を受け、今月19日に退院。健康状態に影響はないという。

 病院によると、医師3人と看護師3人が担当した2月22日の手術で、シリコーン製の保護材(縦約13.5センチ、横35センチ、厚さ2ミリ)を置き忘れた。退院予定だった今月5日のCT検査で判明。患者や家族に謝罪し、摘出した。

 手術後に使用した器具の確認を怠ったのが原因で、手術直後のX線検査でも気付かなかった。病院はこれを受け、器具チェックの徹底を指示し、保護材をX線撮影で写りやすい素材に変更した。【古屋敷尚子】

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